

地域の農山漁村では、都市部への青年層の流出に伴う過疎化や高齢化により、農林水産業を中心とした地域産業の担い手が不足。
伝統的な技術や知恵が次世代に伝承されないという問題が生じています。
一方、都市部では、自然の恵みを実感できる田舎での生活を志す若者が少なくありません。
本事業は、都市と地域の新しい関わり方をつくり出すと同時に、それを事業化できる人材の育成を目的として発足されました。
持続研では、これまでの全国各地50 件を超える地域コンサルティングの実績を元に、都市部の人材と地域を結びつけるコーディネートを行っています。
農山漁村地域ではいま、過疎化・高齢化や、一次産業の担い手不足・農地の荒廃などが問題になっています。
一方、都市の人々は、慌しい生活によるストレスの増加、食への不安、子どもの社会性・感受性の低下といった問題を抱えています。
この双方の状況を解決する方法のひとつが、グリーン・ツーリズム等の都市農村交流事業です。
グリーン・ツーリズムは、緑豊かな農山漁村地域において自然や文化に触れることでリラックスした余暇を過ごし、また、交流によってお互いの理解を深め、双方の持つ価値に気付く取り組みとして期待されています。
持続研では滋賀県甲賀市から委託を受け、農山村での都市住民との交流事業の推進について、
ニーズ調査・地域資源の調査・地域の方々との意見交換等により、取組み機運を高め、交流事業を推進するための体制構築をしています。
地域の方々が当たり前だと思っている風景や伝統も、都会の人から見ると大変すばらしいものだと感じることがあります。
地域の方々へそういった都会側のニーズを伝え、地域の魅力をともに再発見し、発信していくことで、農山村と都市の架け橋となることが、持続研の役割です。
全国の島しょ部における漁村地域では、漁業就業者の高齢化による担い手不足が深刻化しています。
一方で都市部においては、環境や食への関心の高まりに比例して、一次産業に関心を持つ若年層が増えています。
「農業」にはグリーンツーリズムや新規就業者受入のプログラムが各地で生まれつつありますが、
「漁業」においてはまだほとんど体制ができていないのが現状です。
私たち持続研は、地域の方々と連携を取りながら、受入企画案の策定から情報発信、就業までのステップを設計し、研修プログラム等を実施しています。
就業に伴う移住の際に提供可能な住居の調査や、地域が自立的に受入を続けていくための協議会設立への支援も行っています。
2009年度は東京都神津島で実施し、漁業研修へは就業希望者5名が参加しました。
合わせて、空き物件の全島調査や、2010年3月発足予定の協議会設立準備などを支援し、受入れ体制の構築を進めています。
アミタ持続可能経済研究所では各種コンサルティングに関するお問い合わせを受け付けております。下記電話番号、又はメールフォームよりお問い合わせください。