株式会社アミタ持続可能経済研究所

持続研通信 ~ 小満号 07.05.23 ~  Vol.39

持続研通信 ~ 小満号 07.05.23 ~  Vol.39

++ 目次 ++
   
 ●第99回OECD水産委員会 研究報告
             (有路主席研究員、高原研究員)

 ●持続研の動き
   - 対外活動実績

 ★旬の食材 : コシアブラ
 ★お知らせ : 持続可能経済研究所 ドゥタンカー(研究員)公募
        応募書類の受付終了
 ★スタッフ雑記

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 ●第99回OECD水産委員会 研究報告
              (有路主席研究員、高原研究員)
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 4月18日から20日にかけてフランスのパリで開催された
 第99回OECD水産委員会に、有路主席研究員および高原研究員が
 日本の代表団員として参加し、水産庁の事業で行った
 「世界の水産資源枯渇と自由貿易の関係の定量化」に関する
 研究結果について報告しました。

 この報告では、『資源管理が出来ていない状態で自由貿易を
 行うと輸出国の資源枯渇につながる』ことを世界で初めて
 定量化して証明するとともに、その解決策として、輸出水産物に
 関する資源管理が出来ているかどうかを認証することや、
 消費者が区別できるようなエコラベルの仕組みづくりを進める
 ことを提案しました。

 この報告は、世界の水産資源の持続的な利用に向けて、
 大きな一歩になったと確信しています。

 詳しい情報はこちら↓
 http://www.amita-net.co.jp/topics/topics/070514_aisenews.html 

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 ●持続研の動き (5月上旬 ~ 5月下旬)
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■対外活動実績■
 
・・・ 講師派遣 ・・・

 ・「里山の将来:里山保全を地域再生にどうつなげるか」
(嘉田顧問)
   [5/19 松之山野鳥愛護会、十日町主催
   日本再発見勝手塾in十日町(里山学会)シンポジウム]
 
・・・ 寄稿情報 ・・・

 ・地球環境の変動と食料安全保障(嘉田顧問)
  『OPTRONICS』(2007)No.5[オプトロニクス社]
  
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 ★旬の食材
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・・・ コシアブラ  ・・・

 先日、はじめて「コシアブラ」の天ぷらを食べました。
 コシアブラはタラノメと同じくウコギ科の山菜ですが、
 タラノメよりもずっと香りが高く、味は濃厚。天ぷらにすると
 苦味も消えて非常に美味です。その美味しさから、タラノメの
 「山菜の王様」に対して「山菜の女王」とも呼ばれます。

 また、コシアブラは和名で「漉油」と書きます。
 漢名は金漆(ゴンゼツ)。これは木の幹を傷つけて得られる
 樹脂を漉して、金色の塗料(黄漆、金漆)の原料としていた
 ことからついた名前だそうで、その名は和名類聚抄(わみょう
 るいじゅしょう;平安時代中期の辞書)にも登場します。

 この塗料、古来、甲冑や馬具などの武具、生活用品に
 利用していたそうですが、残念ながらその作り方は現代には
 伝わっていません。

 山菜としては知る人ぞ知る存在だったコシアブラですが、
 近年、その美味しさが広く認知されてネット市場にも大量に
 出回り、一般的な山菜として定着しつつあるようです。
 でも、昨年の小満号でも触れた通り、その背景に乱獲・乱伐が
 存在しているのも事実です。
 
 コシアブラを乱獲から守り、農家の安定的な収入源の1つと
 なるよう、苗木育成法の研究も行われています。
 旬のものを美味しくいただく。いつまでもそれが可能な環境を
 残していきたいものです。 (菊地)
     
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 ★お知らせ:持続可能経済研究所 ドゥタンカー(研究員)公募
       応募書類の受付終了
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 5/15にて、持続可能経済研究所ドゥタンカー(研究員)公募の
 応募書類の受付を終了しました。
 この度は多数のご応募いただき、ありがとうございました。

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 ★スタッフ雑記
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 京都3大祭りの1つ、葵祭が5/15に開催されました。
 毎年この時期になると、平安装束を着て葵祭の行列に
 アルバイトで参加した、学部学生の頃のことを思い出します。
  
 葵祭が終わると、万願寺唐辛子をはじめ、京都の初夏を彩る
 京野菜が市場に出回り始めます。京の暑い夏が今年ももう
 そこまで迫りつつあるなと感じる今日この頃です。

┏━━━━━━━ アミタ持続研の著書紹介 ━━━━━━━━━┓

  消費者が資源管理に参加するとはどういうことであろうか。
  それは消費者が資源管理の行われている水産物を消費し、
  資源管理の行われていない水産物の消費を行わないという
  ことである。その判別方法が、水産エコラベルなのである。
(第2部より)

  持続研著書 『自然産業の世紀』 はこちら↓
  http://www.amazon.co.jp/gp/product/4883401987/

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 http://www.amita-net.co.jp/aise/
 
 持続研通信 編集スタッフ: 大石・齋藤・菊地
 お問い合わせ - ssaito@amita-net.co.jp
 
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