株式会社アミタ持続可能経済研究所

持続研通信 ~ 穀雨号 08.04.23 ~  Vol.60

持続研通信 ~ 穀雨号 08.04.23 ~  Vol.60

●「脱藩者を探しています」
    ~持続研通信リニューアルにあたって~
          (アミタ持続研 所長 牧 大介)

多くの人々が薄々分かっています。
  今の社会の延長に明るい未来がないことを。
  「持続可能な社会」という言葉が、単に今の社会の否定でしか
ないことを。
世間に溢れる「エコ」のほとんどが偽善や自己満足にすぎない
ことを。
  世界の国々が、今も弱肉強食と奪い合いの論理の中で動いてい
ることを。

 農山漁村に生きる人々のほとんどが気づいていません。
  無意識のうちに都市と工業に依存しているのに、
  何も生み出さない被害者意識を高めていることを。

 大学にいる教員や学生のほとんどが気づいていません。
  環境とか持続可能という言葉を使うのが、
  自らの保身や出世の手段でしかなくなっていることを。
  単に時流に乗っているだけで、新しい社会の流れを生み出す
  ものではないことを。

 政策担当者のほとんどが気づいていません。
  妥協を繰り返しながらしがらみに埋もれていくことが、
  未来社会にとってはまったく無意味であることを。

 しかし、私たちは気づいています。
  被害者意識や保身や妥協を捨て、
  不安や矛盾を乗り越えながら前に進む方が、
  大きな感動を共有することができる「本当の仲間」が得られる
ことを。

 今、未来への不安が高まっています。
  このような時、心の「被害者スイッチ」をオンにして
  無責任に社会を批判する方が、簡単に「仲間らしきもの」を手
に入れることができます。

 でも、私たちは、簡単な道は選びません。
 被害者意識を共有する仲間を増やすことよりも、
 未来に向かって冒険を続けることを選びます。
 今の延長ではない未来を創るために、
 持続可能な社会、分かち合える社会を具現化していくために、
 私たちは「本当の仲間=カンパニー」を探し求めて、
 社会に向けて発信を続けます。

 これからの持続研通信は、考えを発信する場としていきますので、
 どうぞよろしくお願いいたします。

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 ●持続研の動き
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 ―― テレビ ――

 ・「トレンドエクスプレス おめざめ!!ミサイルマン」
  現場の牧場や牛舎で一日作業体験することを通じて、牧場の意義、
  生産者の想い、牛たちの様子、牛乳とソフトクリームの美味しさ
を伝える。
  (京丹後ラボ) [4/5 ABC朝日放送]

 ―― 新聞 ――

 ・「牛と触れ合い歓声」 京丹後の牧場で体験ツアー 都会の家族
ら参加
  (京丹後ラボ) [3/23 京都新聞]

 ・「『森林ノ牛乳』連日完売」 生乳の風味とコク凝縮
  林業と酪農をドッキング(京丹後ラボ)[3/28  全国農業新聞]

 ―― 雑誌 ――

 ・「農山漁村の再生に向けて」 (大石上級研究員)
  『建築と社会』 2008年4月号 [日本建築協会]

 ・いま列島で「動き出した「森林酪農」里山経営の新しいモデルに」
  (西原) 『グリーン・パワー』 2008年5月号 [森林文化協会]

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 ★お知らせ
  : 『環境CSRプロデューサー養成講座』開催!
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 ―― 環境CSRプロデューサー養成講座開催 ――

 環境CSR活動に取り組むときに必要な基礎知識や本質的な視点、
さらには実際に企画をつくりあげて実施するスキルを、いくつも
の環境CSR活動をプロデュースしてきたアミタ持続可能経済研究所
の講師がお教えします。環境CSRについての基礎知識を得たい方、
共感を生む環境CSRを目指す方、または実際に環境CSR活動を検討
・実施されようとしている皆様、本セミナーに是非ご参加下さい!

 『環境CSR基礎講座』 6/26、9/26 (東京開催)
  http://www.amita-net.co.jp/seminar/seminar01/csr_kiso.html

 『環境CSRプロデューサー養成講座』 7/4、10/3 (東京開催)
  http://www.amita-net.co.jp/seminar/seminar01/csr.html

 詳細情報・参加申込はこちら ↓
  http://www.amita-net.co.jp/seminar/goods/yuuryou_csr.htm

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 ★スタッフ雑記  ―― 流鏑馬 ――
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 京都三大祭の一つ、「葵祭り」の前儀として、下鴨神社では毎年
5月3日に「流鏑馬(やぶさめ)神事」が行われます。 流鏑馬は、
神社の境内で馬を疾走させながら、3つの的を射抜くという、
迫力あふれる神事です。古くは7世紀頃から始まり、明治時代に
一時中断しましたが、1973年に復活されて以降、毎年行われてい
ます。

 流鏑馬を行うには、弓道と馬術の両方に精通していなければなら
ないのですが、弓道や馬術が日常のものでなくなった現代におい
ても、的に矢を当てる腕を持った方がいるということに驚きと尊
敬を覚えます。私も馬で走ったことがあるのですが、弓を引いて
的を狙えるような安定したものではありません。まさに達人のな
せる業ですね。

 公家の装束を着用した射手が馬と共に境内を颯爽と駆けてゆき、
矢が
 木の的に命中した「カーン!」という高い音が鳴るたびに、1400
年前の音が聴こえてくるようです。 (小林)

┏━━━━━━━━━ リニューアルのお知らせ ━━━━━━━━━┓

 持続研通信は、「穀雨号 08.04.23 Vol.60」より、内容をリニュ
ーアルしてお届けいたします。

 冒頭では、持続研のスタッフから、各々の活動のテーマに基づいた、
 皆様へのメッセージをお伝えいたします。また引き続き、持続研の
動きやセミナー開催予定についてもお知らせし、ご好評いただいて
おります旬の食材等のコラムはスタッフ雑記の中でお送りしてまい
ります。

 なおリニューアルに伴いまして、編集スタッフ・お問い合わせ先が、
持続研本部(東京オフィス)へと変更になっております。お手数を
おかけいたしますが、下記ご確認のうえご連絡下さい。
今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

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 アミタ株式会社 持続可能経済研究所
 http://www.amita-net.co.jp/aise/
 持続研通信 編集スタッフ: 永光・西原
  お問い合わせ - jizokuken@amita-net.co.jp
 〒102-0075
 東京都千代田区三番町28番地
 Tel: 03-5215-8255(代表) Fax: 03-5215-3040

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