株式会社アミタ持続可能経済研究所

持続研通信 ~ 立冬号 08.11.12 ~ Vol.72

持続研通信 ~ 立冬号 08.11.12 ~ Vol.72

++ 目次 ++

 ●「京丹後ラボのチャレンジ」
  (角新支朗)

 ●持続研の動き 

 ★お知らせ
  : 岡山県西粟倉村 挑戦者求む

 ★スタッフ雑記

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 ●「京丹後ラボのチャレンジ」
  (アミタ持続研 地域デザイン部 京丹後ラボ ラボ長 角新支朗)
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 持続研通信63号(08.6.11配信)でもご紹介した京丹後「森林ノ牧場」。
 朝晩は霧が立ち込めるようになり、木々の葉は少しずつ色付きはじめ、
 本格的な秋の訪れを感じさせます。
 森林ノ牛乳も、夏のさわやかな風味から、秋・冬の濃厚なコクの
 ある味へと変化してきました。
 季節の味を楽しめることは、森林ノ牛乳の特徴の一つです。
 また、栽培期間中に化学農薬や除草剤を使わない米づくりを行って
 きた森林ノ工房横の田んぼでも無事収穫を終え、販売開始に向けて
 着々と準備を進めております。

 (お米の販売については「コーポレートサイト」にて追ってお知らせします)
 → http://www.amita-net.co.jp/index.html

 (田んぼの様子を知りたい方は「京たんぼブログ」をご覧下さい)
 → http://amita.weblogs.jp/kyotanbo/

 持続研・京丹後ラボでは、「森林ノ牧場」の他、自然産業による
 持続可能な地域モデルづくりのため、様々な取り組みにチャレンジ
 しています。
 <食品残渣(ざんさ)等を原料としたバイオガス発電>
 <地元農家さんとの協同による無農薬米づくり>
 <稲わらと土と水によるストローベイルハウスづくり>
 <森林ノ牧場で使用する補食用の牧草づくりや飼料作物の研究>
 <森林ノ牧場で間伐したコナラ等によるしいたけ栽培の検討>
 等々。
 これらに共通しているキーワードは、「価値」「自然の力」「つながり」
 です。

 「価値」:これまで見過ごされていたものの本質を追求してその
 価値を見出し、事業化を目指します。例えば、食品残渣をガス
 (→電気や熱)や肥料に変換して活かす。放置林を牧場にし乳製品
 生産や木材利用や教育の場として活かす。稲わらを建築素材と
 して活かす、など。

 「自然の力」:自然の力を最大限引き出し、やればやるほど自然
 資本が向上する事業を目指します。例えば、放置林を牛たちの力に
 よって資産化する。無農薬でお米を栽培することによって周辺地域
 の自然を復活・多様化させる。微生物の力で食品残渣を資源化する、
 など。

 「つながり」:ある取り組みのOUTPUTが別の取り組みのINPUTと
 なるような有機的なつながりによって事業成立を目指す。
 例えば、バイオガス発電から発生する肥料を、米や牧草や飼料作物の
 栽培に活用する。米づくりから発生する稲わらをストローベイルハ
 ウスに活用する。森林ノ牧場で間伐した木材をしいたけ栽培の原木
 として活用する。バイオガス発電の電気や熱をしいたけ栽培の
 (ハウス等の)熱源に活用する、など。

 京丹後ラボでは、様々な取り組みを1つ1つ形(カード)にしていき
 ます。私たちが向かおうとする時代は、一辺倒なものではありま
 せん。手持ちのカードをどんどん増やす一方で、多様なカードを
 適宜柔軟に組み合わせ、時代の変化に対応できる、持続可能な地域
 モデルを構築していきたいと考えています。

 11月2日、栃木県那須町にて、第二の「森林ノ牧場」がプレオー
 プンしました。ここでもまた、持続可能な地域モデルづくりがはじ
 まろうとしています。

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 ●持続研の動き
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 ―― 新聞・雑誌 ――

 ・「『森林ノ牧場』を那須にプレオープン アミタ」
  ⇒アミタは11月2日から栃木県那須町の森林に牛の自然放牧を開始。
   来年夏には「森林ノ牧場」を開設して乳製品の販売も始める。
  [10/24 日刊協同組合通信]
  [10/24 日経新聞(北関東)]
  [10/30 化学工業日報]
  [11/2、3 下野新聞]
  [11/3 読売新聞]
  [11/4 日経産業新聞]

 ―― web ――

 ・「アミタが『森林ノ牧場』を栃木県の那須で展開」
  ⇒「森林ノ牧場」を関東地方で展開し、栃木県那須郡の森林で、
   11月2日に牛の放牧を開始。

  [10/30 J-FICニュース] 詳細はこちら ↓
  http://www.j-fic.com/wp/2008/10/30/ycyssyoioyieoioaeeiuiaeauca/

  [11/2 下野新聞] 詳細はこちら ↓
  http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20081102/71067

 ―― 学会発表 ――

 ・5th World Fisheries Congress, Yokohama

  "A Time Series Data Analysis to Examine Effects of Subsides
   to Fishery Productions in Japan"
  (有路部長)

  "Policy coherence between exporting and importing countries:
   a possibility on information sharing mechanisms between
   consumers and producers through ecolabeling"
  (田村主任研究員、大石上級研究員、有路部長)
  ※八木信行氏(東京大学)との共同発表

  "A Panel Data Analysis to Examine Effects of Subsidies to
   Fishery Productions in OECD Countries"
  (千田主任研究員、有路部長)
  ※八木信行氏(東京大学)との共同発表

  "A Time Series Data Analysis to Examine Effects of Subsides
   to Fishery Productions in Japan"
  (千田主任研究員、有路部長)
  ※八木信行氏(東京大学)との共同発表

  "The Economic Evaluation of the Multiple Functions of Mikawa Bay
   by Choice-based Conjoint Analysis"
  (草処基(自然産業部研修生)、千田主任研究員)
  ※玉置泰司(独立行政法人中央水産研究所)との共同発表

  "Application of Bio-economics Model for Trade in Fish
   and Fish Products"
  (高原研究員)

  [10/20-24 第5回世界水産学会議 於:パシフィコ横浜]

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 ★お知らせ
  : 岡山県西粟倉村 挑戦者求む (ワークショップ型就職説明会)
   [西粟倉村雇用対策協議会主催]
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 岡山県西粟倉村は、鳥取と兵庫の県境にある人口1,600人の村です。
 ワークショップ形式の説明会では、現場で数々の農山漁村の振興を
 手がけた講師を迎え、この村の挑戦を加速させていく「事業の芽」
 を考えていきます。
 田舎で何かに挑戦したいという方、ぜひともお待ちしております。

 ワークショップ型就職説明会
 11/15(土) 10:00~12:00 於:西粟倉
 [西粟倉村雇用対策協議会主催]

 詳細情報・参加申込・お問合せはこちら ↓
 http://www.nishi-koyou.jp/news/workshop_20081108.html

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 ★スタッフ雑記
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 11月2日、3日。すでに吐息が白く色づく岡山県西粟倉村で、
 「親子で無垢のヒノキ学習机をつくる」という自然&木工体験ツアー
 のプログラム一回目が開催されました。

 木をきるところから、机の仕上げまで全工程を体験できるという
 非常にユニークなこのツアー。
 体験一日目では、山の見学会、きのこ狩り、そしてFSC森林認証を
 取得した木を参加者の方々の学習机にするために(間伐材として)
 伐採するという特別な儀式を行いました。

 きちんと山の手入れをして森を守る。そんな何世代も受け継がれて
 きた「森と人とのつながり」を、なんとか目に見える形で未来へ
 のこしていきたい。そしてそこから育まれる「人と人とのつながり」
 を感じてもらいたい。そんな想いで実現した本企画。
 「持続可能な社会」とは、果たして何なのか。
 そのひとつのこたえに触れることができました。(田中)

 プログラムの詳しい様子は持続研所長・牧のブログをご覧下さい。
  → http://www.amita-net.co.jp/aise/staff_blog/maki/1.html

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 アミタ株式会社 持続可能経済研究所
 http://www.amita-net.co.jp/aise/
 持続研通信 編集スタッフ: 西原・田中・島津
  お問い合わせ - jizokuken@amita-net.co.jp
 〒102-0075
 東京都千代田区三番町28番地
 Tel: 03-5215-8255(代表) Fax: 03-5215-3040

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