株式会社アミタ持続可能経済研究所

持続研通信 ~ 09.11.02 ~ No.10 霜月号

持続研通信 ~ 09.11.02 ~ No.10 霜月号

―・―目次―・―

 ●コラム:「海のエコラベルのものがたり」(渡邉研究員)
       
 ●持続研の動き(10月~11月)

 ●お知らせ:ニッポンのムラ力(ヂカラ)向上プロジェクト
         始動イベント「ムラカツ セッション2009」を開催します!
         (11/13)

        :アミタエコブレーン株式会社より環境マネジメント
         関連のセミナーに関するお知らせ(11/11)

 ★スタッフ雑記

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 ●「海のエコラベルのものがたり」(渡邉研究員)
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 日本海の冬の味覚、ズワイガニ(松葉ガニ)漁が解禁になる季節が、
 今年も巡ってきました。ゆでガニ、焼きガニ、カニすき・・・、
 毎年この時期を楽しみにしている方も多いことでしょう。

 昨年(2008年)の9月、京都府の機船底曳網漁業連合会によるズワイ
 ガニ・アカガレイ漁が、アジアで初めて国際的な「海のエコラベル」
 であるMSC認証を取得しました。この海のエコラベルは、海の環境や
 資源に配慮した持続可能な漁業だという証しです。魚をモチーフに
 したブルーのラベルが貼られた水産物を、スーパーなどの店頭で
 見かけた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 京都府のズワイガニは、1980年代に漁獲量が落ち込みましたが、
 その後、保護礁の設置や網の改良、漁場やサイズの制限等、自主的な
 規制による資源管理の努力により、資源量は年々増加傾向にあります。
 MSC認証取得後も、新たな取り組みが加わりました。その一つが、
 「水ガニ採捕の自粛(全面禁止)」です。「水ガニ」とは、脱皮後
 間もない、甲羅が柔らかい雄ガニのことです。水ガニは、脱皮後
 時間がたてば、甲羅が堅くなった「かたガニ」となって雌ガニと
 交尾ができるようになりますし、その状態で市場に出した方が何倍も
 高く売れるのです。今獲れるものをもう少し我慢して来年にまわし、
 不合理な漁獲をなくそうという試みです。

 持続可能な漁業を認証して製品にラベルをつける取組みは、現在
 世界的に増えてきています。ままならない自然を相手に、漁業者の
 皆さんが工夫し取り組んできたものがたりは、ラベルを取得した
 漁業の数だけあると思います。ラベルは、商品の差別化ツールでも
 あり、また漁業者から消費者へのメッセージでもあります。
 海のエコラベル付き商品の背景に思いを馳せながらその商品を買うこと
 は、未来を見据えて資源保護に真摯に取り組んできた、そんな
 漁業者の皆さんに対する、ささやかな1票なのかもしれません。

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 ●持続研の動き(10月~11月)
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 ―― 学会発表 ――

 ・「秋田県産スギ製材品に対する実需者の商品ニーズとその対応策」
   (中尾研究員、井戸田研究員、大石上級研究員、田村主任研究員)
    [10/17 第60回日本森林学会関西支部、
  日本森林技術協会関西・四国支部連合会合同大会 於:徳島大学]
    ※高田克彦氏(秋田県立大学木材高度加工研究所)との共同発表

 ―― 新聞・雑誌 ――

 ・「ササニシキ高島ですくすく 農家グループ収穫成功」
   [10/7 朝日新聞(滋賀版)]
   ※本多主任研究員によるコメントが掲載されています。
  記事詳細はこちら↓
  http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000910070003

 ・「廃棄物処理法Q&A 第29回
  使用済み自社製品の回収・リサイクルは廃棄物処理?」
  (堀口室長:環境リスクアドバイザリー室)
  『日経エコロジー』 2009年11月号 [日経BP社]


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  ●お知らせ
  :ニッポンのムラ力(ヂカラ)向上プロジェクト始動イベント
    「ムラカツ セッション2009」を開催します!(11/13)
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 この度、アミタ持続研は「田舎で働き隊!」事業で、農山村地域と
 都市部の人材コーディネートを共に担った8つの組織・団体と合同で、
  「ニッポンのムラ力(ヂカラ)向上プロジェクト」を立ち上げる
 ことになりました。
 アミタ持続研 代表取締役 唐鎌真一が実行委員長を務めます。

  「ニッポンのムラ力向上プロジェクト」は「地域
 コーディネーター」を育成していくことと、コーディネーター的役割を
 果たしていくことで、新たな農村での暮らし方、農村との関わり方が
 あることを世の中に広く発信し続けていく取り組みです。

 ※「田舎で働き隊!」事業についてはこちら↓
   http://www.aise.jp/hatarakitai_2009/index.html
 ※「ニッポンのムラ力向上プロジェクト」についてはこちら↓
    http://www.mura-chikara.jp/

 このプロジェクトの第一弾として、
  「ムラカツ セッション2009」と題したイベントを実施致します。

  「コーディネーターとはいったいどういった活動をしているのか」
  「ムラ側はどういった人材を望んでいるのか」
  「農山漁村と関わりを持つきっかけづくりの方法は」など、
 具体的な事例を交えて、意見交換の場を設ける予定です。

 農山村での暮らしや就農、都市と農山村を繋ぐ活動に
 ご興味のある方はぜひご来場下さい。

 ■「ムラカツ セッション2009」概要
 【日時】
   ・2009年11月13日(金) 13:00~19:30(予定)
 【会場】
   ・椿山荘 (東京都文京区関口2丁目10-8)
 【参加費】
   ・セッション1・2は無料、セッション3 (懇親会)は5,000円
 【主催】
   ・ニッポンのムラ力向上プロジェクト実行委員会
 【特別協賛】
   ・藤田観光株式会社
 【後援】
   ・農林水産省(予定)、 総務省(予定)

 ■プログラム
   ・13:00~:開場
   ・13:30~:セッション1 メインフォーラム(パネルディスカッション)
          「農村に輝きを与えるコーディネーターという仕事」
   ・16:00~:セッション2 テーマセッション(車座談義)
          「コーディネーターの仕事の具体像がみえてくる!」
   ・17:30~:セッション3 コーディネーターとの交流会(ムラ談義)
          「ムラの食財がニッポンを笑顔に変える!」
          ※コーディネーターが関わった地域の食財を活かし、
            郷土料理やおかあさんたちのレシピを椿山荘ならではの
                     アレンジで提供します。(参加費5,000円)
   ・19:30 : 終了(予定)

 【参加お申込方法】
  下記URLから参加申込書をダウンロードし、事務局宛にお送りください。
  http://www.mura-chikara.jp/

 【お申込み・お問合せ】
  ニッポンのムラ力向上プロジェクト事務局((株)マインドシェア内)
  事務局担当:籠島(カゴシマ)・田中
  TEL:03-5232-9799 FAX:03-5232-6874
  〒108-0073 東京都港区三田3-2-8 NET2三田ビル
  E-Mail: kagoshima@mindshare.co.jp

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  ●お知らせ
  :アミタエコブレーン株式会社が
   環境マネジメントにおけるIT活用セミナーを実施します。(11/11)
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 環境部の業務効率化、コンプライアンス強化に役立つ
  「クラウド環境マネジメント」について、この業界最大手の
 セールスフォース・ドットコム社を迎え、解説いたします。
 ITによる業務効率化を目指す方に最適です!
 
 【日時】
   ・2009年11月11日(月)14:30~16:30
 【開催場所】
   ・ビジョンセンター秋葉原
    (東京都千代田区神田淡路町2-10-6 オークプラザ2F)
 【参加費用】
   ・無料
 【定員】
   ・60名

 セミナー詳細・お申し込みはこちら↓
 http://www.amita-oshiete.jp/seminar/program/000368.shtml?utm=aise

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 ★スタッフ雑記
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 つい先日まで蚊取線香を焚いていた持続研の京町家オフィスですが、
 カーディガンやスリッパを着用する者が増えるなど、
 冬に向けての準備が着々と進みつつあります。
 今年の1月に私が京都へ来てから、2度目の冬を迎えます。

 京町家の造りは、夏の暑さをしのぐために風通しを良くしていると
 言われていますが、そのかわりに冬の寒さは我慢が必要です。

 今ではエアコンやストーブなどの暖房を使って寒さをごまかす
 こともできますが、昔の京町家の住人は、厳しい冬に向けて
 どんな準備をしていたのでしょうか。

 日に日に寒さを増していく早朝の京町家で、
 囲炉裏に火をおこしていた人々の姿を思い浮かべます。
 (青木)

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   株式会社 アミタ持続可能経済研究所
   http://www.aise.jp/
   持続研通信 編集スタッフ: 渡邉・青木・小林
   お問い合わせ - jizokuken@aise.jp
   〒602-8024
   京都市上京区室町通丸太町上る大門町253
   Tel: 075-255-4526(代表) Fax: 075-255-4527 ――――――――――――――――――――――――――――――
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