―・―目次―・―
●コラム:「わら納豆づくりの先に見えるもの」(上級研究員:大石卓史)
●持続研の動き(10月~12月)
●お知らせ:神津島における漁業研修の説明会開催について
●お知らせ:映像トークセッション「未来の設計者たち」の開催について
★スタッフ雑記
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●「わら納豆づくりの先に見えるもの」(上級研究員:大石卓史)
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滋賀県高島市の「たかしま有機農法研究会」の農家の
田んぼでは、夏に植えた大豆の収穫が今も続いています。
例年よりも梅雨明けが遅かったことを受け、植付けや収穫の時期も
今年度はやや遅くなっているようです。
大豆は小麦などと共に、減反時の転作作目としても作付けが
行われていますが、水分の多い水田の転作農地はもともと
大豆栽培には適さず、収穫もわずかです。転作に付随する
補助金のために作付けだけして、収穫はしない農家も少なく
ありません。こうした状況を受けてか、大豆の国産自給率も
わずか5%にとどまっています(平成19年、農林水産省ウェブサイト)。
また、各都道府県が奨励する改良品種を栽培した場合は様々な
優遇措置がとられる一方で、長い間各地で受け継がれてきた
地域色豊かな在来大豆の中には、絶滅に瀕している品種も多いと聞きます。
こうした状況の中、たかしま有機農法研究会では今年度から、
滋賀県在来の品種である「みずくぐり」の栽培を始めました。
「みずくぐり」は水に冠水しても大丈夫なほど鞘が厚く、
湿潤地での栽培に向いていることからついた名だそうです。
厚い鞘は害虫の被害も受けにくいため、昭和40年代後半までは
田んぼの畔(あぜ)でよく栽培されていたものの、
現在では栽培農家は少なくなってきています。
このようなこだわりの大豆栽培をより意義のあるものとすべく、
京都府内の納豆メーカーと共同で今年度から「天然わら納豆」の
生産・販売も本格的に始めます。納豆菌を人工添加せず、稲藁に
棲む天然の納豆菌だけでじっくりと発酵を行います。
試食された方々の評価は、「豆の味が濃い」「昔懐かしい」など。
中には「パック入りの納豆は臭くて食べられなかったが、この
わら納豆はとても美味しかった」という方もいらっしゃいました。
この取組みは、稲藁の用途拡大や大豆生産による収益向上といった
農業者への直接的な効果のみならず、藁苞生産を委託するシルバー人材
の活用や食農教育など、地域に対しても様々な波及効果が期待できます。
私自身もこの取組みの支援を通じて、地域の自然や人にまなざしを向け、
新たな関係性を紡ぎながら、持続可能な事業づくりを進める重要さを
改めて感じています。
この天然わら納豆、たかしま有機農法研究会のウェブサイトでも
12月中旬頃から販売を開始する予定です(まずは月毎に数量を限定して販売)。
年末年始の話題づくりも兼ねて、是非一度お試しください↓
http://ikimonotanbo.jp/shopping/index.html
※アミタ持続研は、地域資源を活用した環境共生型農業の推進に取組む
たかしま有機農法研究会の活動支援を行っています↓
http://www.aise.jp/case/activities_01/case_03.html
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●持続研の動き(10月~12月)
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―― 学会発表 ――
・「水産エコラベル制度の比較分析と今後の展望」
(田村グループ長)
[11/28 地域漁業学会第51回山口大会 於:水産大学校]
・「マグロ類の消費選好に関するコンジョイント分析」
(有路取締役)
[11/28 地域漁業学会第51回山口大会 於:水産大学校]
・「市場価格の連動関係から見た国内マグロ流通構造に関する定量分析」
(高原室長、有路取締役)
[11/28 地域漁業学会第51回山口大会 於:水産大学校]
・「水産練り製品市場を対象とした保存料の社会的効果:逆需要関数の
推定による定量分析」
(高原室長、大石太郎研究員、大南研究員、有路取締役)
[11/28 地域漁業学会第51回山口大会 於:水産大学校]
※北山雅也氏・本多純哉氏・荒井祥氏(上野製薬株式会社)
との共同発表
・「選択型コンジョイント分析による保存料に関するリスクコミュニ
ケーション手法の検討」
(高原室長、大石太郎研究員、大南研究員、有路取締役)
[11/28 日本リスク研究学会第22回年次大会 於:早稲田大学]
※北山雅也氏・本多純哉氏・荒井祥氏(上野製薬株式会社)
との共同発表
・「ナノテク日焼け止めクリームに対する消費者評価」
(大南研究員)
[11/29 日本リスク研究学会第22回年次大会 於:早稲田大学]
※竹下広宣氏(日本大学)との共同発表
―― 寄稿 ――
・「日本の漁業・漁協経営とIQ/ITQ制度」
(有路取締役 ※近畿大学准教授として掲載)
[『日本水産学会誌』 Vol.75 No.6 2009年11月]
―― 新聞・雑誌 ――
・「廃棄物処理法Q&A 第29回」使用済み自社製品の回収・リサイクル
は廃棄物処理?(堀口室長:環境リスクアドバイザリー室)
『日経エコロジー』 2009年11月号 [日経BP社]
―― 写真提供 ――
・「おうみ発610」
[11/11 NHK滋賀放送局]
・「総力特集 ニッポンのお米」-全日本食えばエシカル米図鑑-
p.67 生き物米 たかしま生きもの田んぼ米
『ソトコト No.126』 2009年12月号 [木楽舎]
(※いずれも、たかしま生きもの田んぼ米の紹介時に
アミタ持続研が写真を提供)
―― 講師派遣 ――
・「業務に即役立つ、廃棄物処理法の必須項目と最新動向セミナー」
(堀口室長:環境リスクアドバイザリー室長、
出口グループ長、岡田主事、渡邉克己アソシエイト:環境ソリューション領域)
[10/21~30 アミタ株式会社主催 北九州製造所開設セミナー
於:九州・山口 全7会場で開催]
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●お知らせ
:漁業就業希望者募集!
神津島における漁業研修の説明会を開催します。
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四方を海に囲まれた日本において、漁業は重要な産業の一つです。
近年では「食の安全」「自給率の低下」等の問題から、漁業への
関心や必要性は増すばかりとなっています。
一方で、全国的に漁業者の減少と高齢化が進行しています。東京都の
伊豆諸島においても同様で、新たな人材の育成に力を入れ始めています。
アミタ持続研では、漁業就業を目指す人たちを対象に、神津島で
短期漁業研修を実施します。
研修では、実際に神津島に漁師としてIターンした方の話や、現地で民宿を
営む方から、島の暮らしや文化風習についての説明を予定しております。
離島で漁師として生計をたてたいという熱い想いをもっていらっしゃる方、
神津島で漁師として本気で移住をしたいと思ってらっしゃる方、
ぜひ説明会に足をお運び下さい。
現在までの漁業への経験や知識は問いません。
■説明会概要
【日時(予定)】
・2010年1月8日(金) 19:00~22:00
・2010年1月9日(土) 14:00~17:00
【会場】
・株式会社アミタ持続可能経済研究所 本社9F
(東京都千代田区三番町28番地)
http://www.amita-net.co.jp/company/office/head-office.html
【プログラム(予定)】
・研修プログラムの詳細説明
・神津島の漁業について(漁法、漁期、漁師の賃金、水揚げされる魚等)
・神津島の生活について(文化慣習、漁業以外の島の産業、村の生活)
・質疑応答(4つほどのグループに分かれて、座談会形式で実施)
説明会への応募はこちら↓
http://www.amita-net.co.jp/participation/event/post-92.html
※締め切りは2010年1月6日(水)必着です。
■研修概要
【日時】
・2010年2月中旬のうち、3泊4日(船内で1泊)
※日程は決まり次第、弊社HP等で告知いたします。
【実施内容(予定)】
・神津島の生活や住宅状況についての説明
・神津島漁協関係者からのお話
・漁業体験 ・朝市見学
・体験研修を終えての意見交換会及び懇親会
※上記内容は天候等現地状況により、変更、中止となることがあります。
研修の詳細応募・選考スケジュールは、後日弊社HP等で告知いたします。
http://www.aise.jp/gyogyou/2010/02/kozushima.html
【お問合せ】
株式会社アミタ持続可能経済研究所
担当:友廣(ともひろ)・山本・蝦名
TEL: 03-5215-8266 FAX: 03-5215-8505
E-Mail: info-inaka@amita-net.co.jp
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●未来を創造するために立ち上がる人々が集う発信型イベント
映像トークセッション「未来の設計者たち」を開催!(12/13)
主催:アミタ株式会社
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―― 発信型イベント 映像トークセッション「未来の設計者たち」 ――
― 社会課題を解決し、自分たちの手で未来を描く ―
この度、アミタ株式会社は、様々な社会課題の解決に取り組み、未来を
自分たちの手で築くために立ち上がろうとしている人々と共につくる
発信型のイベント、映像トークセッション「未来の設計者たち」を開催
いたします。
様々な現場の第一線で活躍される方々と意見を交わし、交流を深める
機会です。ぜひご参加ください!
※ウェブでのご参加も可能です。記事末尾の参加方法をご覧ください。
■「未来の設計者たち」開催概略
【テーマ】
守るべき未来の象徴としての、「森林」
自分たちの手で未来をつくる、「社会起業」
それらの活動を支える、「市民金融」
【日時】
・2009年12月13日(日) 13:00~18:00
【会場】
・東京会場:デジタルハリウッド大学院 秋葉原メインキャンパス
(東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル7階)
http://www.dhw.ac.jp/access/
・京都会場:株式会社 アミタ持続可能経済研究所 京都オフィス
(京都市上京区室町通り丸太町上る大門町253番地)
http://www.aise.jp/company/access.html#access_kyoto
※東京と京都の2会場にて同時開催いたします。
【定員】
・東京会場:60名 ・京都会場:20名
【参加費】
・無料
【ゲスト(順不同・敬称略)】
・東京会場: 株式会社結わえる 代表取締役 荻野芳隆
全国NPOバンク連絡会 事務局 多賀俊二
ミュージックセキュリティーズ株式会社 取締役 猪尾愛隆
信頼資本財団 鴨崎貴泰
株式会社フジイチ 山林部 野村洋一
株式会社Biopio ご担当者
・京都会場: 未来バンク事業組合理事長 / ap bank監事 田中優
株式会社マイファーム 代表 西辻一真
アサヒビール株式会社 アサヒの森環境保全事務所 中村成孝
速水林業 代表 速水亨
コミュニティ・ユース・バンク momo 代表理事 木村真樹
※京都会場にはアミタ株式会社社長 熊野英介も参加いたします。
※上記ゲストに加え、各テーマの第一線で活躍する方々に
ご参加いただく予定です。
【プログラム】
1. 写真投稿キャンペーンDisconnected World スライド上映
2. ゲストと一般参加者による映像トークセッション
3. ゲストと一般参加者による交流会
※イベント詳細は以下のリンクをご覧ください。
http://www.amita-net.co.jp/participation/event/post-83.html
【参加方法】
・会場でのご参加
以下のフォームよりお申し込みください。
http://www.amita-net.co.jp/contact/0912event.html
・ウェブでのご参加
以下のページの下部にてご案内しております。
http://www.amita-net.co.jp/participation/event/post-83.html
【お問合せ】
アミタ株式会社カンパニーデザイン室
担当:小峯・鎌田
TEL: 03-5215-8268 FAX: 03-5215-8278
E-Mail: press@amita-net.co.jp
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★スタッフ雑記
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「サケだサケだ!」
思わず興奮気味に叫んでしまったのは、川を上るサケを
生で目撃したからです。
ところは宮城県。のどかな田園地帯を流れる小さな川をふと見やると、
ざわざわと水面を波立てて動くもの発見!
「こんな普通の川にもサケが・・・」と、みな激写です。
すでに川岸で力尽きているサケたちを見るにつけ、
よく頑張って帰ってきたねえ、と感動も募ります。
薄明の空を渡るマガンの大隊、
のんびりと冬の田んぼで食事を楽しむハクチョウの群れ、
泥の中をもぞもぞ這い出てくる無数の虫たち。
子どものようにわくわくする風景は限りなく。
何気ない日常に潜むセンスオブワンダーを大切にしながら、
今日も日本を北から南まで隈なく飛び回っている研究員たちです。
(渡邉)
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株式会社 アミタ持続可能経済研究所
http://www.aise.jp/
持続研通信 編集スタッフ: 渡邉・青木・小林
お問い合わせ - jizokuken@aise.jp
〒602-8024
京都市上京区室町通丸太町上る大門町253
Tel: 075-255-4526(代表) Fax: 075-255-4527 ――――――――――――――――――――――――――――――
(c) 2009 AMITA Institute for Sustainable Economies Co.,Ltd.
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