株式会社アミタ持続可能経済研究所

持続研通信 ~ 10.08.02 ~ No.19 葉月号

持続研通信 ~ 10.08.02 ~ No.19 葉月号

―・―目次―・―

 ●コラム:「夏休み」(主任研究員:田村典江)

 ●持続研の動き(7月~8月)

 ●お知らせ:山村再生プロジェクトのウェブサイトをリニューアルしました!

 ★スタッフ雑記

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 ●「夏休み」(主任研究員:田村典江)
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 夏休みの季節がやってきました。「夏休み」ということばには
 春休みとも冬休みともちがう独特のわくわくした響きがあります。
 子どもの頃の記憶が呼び起こされるからでしょうか。

 小学生の夏休みの宿題の定番に生き物観察があります。
 朝顔などを育てる観察のほか、家の周りで生き物を探してみよう
 という宿題もありました。しかし子どもの頃、私にはこういう宿題が
 とても不思議でした。

 私は兵庫県の西宮市、甲子園球場のほど近くで生まれ育ちました。
 戦後すぐには海のそばの農村地域だったという甲子園ですが、
 高度経済成長期に宅地開発が進み、私が物心ついた頃には、
 舗装されていない道や田んぼや畑は身の回りにまったくありませんでした。

 見渡す限り住宅地と事業所のコンクリートの町で、一番近い田んぼでも
 車で30分くらいの距離という環境。私は平均よりは生き物好きの子ども
 だったので、校庭の隅にだけ特別に大きいアリがいることや、
 藤棚にはピカピカと樫色と真っ黒の3種類のカナブンがいること、
 通学路の街路にグミやユスラウメがあること、
 シロツメクサでしっかりした首飾りを作るためのいくつかの工夫などに
 ついてはとてもよく知っていましたが、理科の副読本や図鑑に
  「身の回りの生き物」として出てくるアマガエルやアリジゴクや
 シロバナタンポポはいったいどこにいけば見つけることができるのか、
 さっぱりわかりませんでした。

 長じてようやく、私は自分が理科の副読本の想定範囲外にあるくらい、
 同時代の中でも開発が進んだ環境で育ったのだと悟りました。
 カラスノエンドウ、セイヨウタンポポ、シロツメクサ、オオバコなどの
 道端の雑草とキョウチクトウやオシロイバナ、アサガオなどの
 園芸植物を主な相手とする生き物遊びは本当に楽しく、幸福な記憶です。
 
 それでもやはり、"たかしま生きもの田んぼ"などを見ると、
 子どもの頃にこういうところで思う存分遊びたかったなあ、と
 思わずにはおれません。
 
 都市部に住む生き物好きの子どもたちには、ぜひ夏休みに普段とは違う
 生き物体験をしてほしいものです。

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 ●持続研の動き(7月~8月)
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 ―― 論文掲載 ――

 ・「Econometric analysis of the factors contributing to
   the fish price increase in coastal TURFs in Japan
   -the case of income-pooling fishery for coastal shrimp
   "Sakuraebi Sergia lucens"-」
     (千田良仁上級研究員)
      ※坂井裕太郎氏(東京大学)、松井隆宏氏(近畿大学)
         八木信行氏(東京大学)、黒倉寿氏(東京大学)との共同執筆
     [Fisheries Science Vol.76 No.4]
   
 ―― 新聞・雑誌 ――

 ・「11事業体が先進機械導入 林野庁新規事業
   現場で稼動 機械の改良進める」
   [7/19 農経しんぽう] 
    ※アミタ持続研が実施する先進林業機械の導入・改良事業
          についての掲載記事です。
        本事業についての詳細はこちらから↓
        http://www.aise.jp/ringyo_kikai/

 ・「アミタ持続可能経済研究所
   山村の資源を活用した地域の事業づくりに助成」
    『月刊JETI』 Vol.58 No.8 [株式会社JETI]
    ※アミタ持続研が実施する山村再生総合対策事業(山村再生プロジェクト)
      についての掲載記事です。
         本事業についての詳細はこちらから↓
         http://www.aise.jp/sanson_saisei/

 ・「廃棄物処理法Q&A 第38回」
   特別管理産業廃棄物を排出する際の注意点は?
  (堀口昌澄室長:環境リスクアドバイザリー室)
   『日経エコロジー』 2010年8月号 [日経BP社]

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 ●お知らせ:
  山村再生プロジェクトのウェブサイトをリニューアルしました!
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 今年度、アミタ持続研が実施している山村再生プロジェクトの
 ウェブサイトをリニューアルしました。
 山村再生プロジェクトの概要、地域活動支援をはじめとした
 実施項目の紹介などを行っています。是非ともご覧ください。

 山村再生プロジェクトのウェブサイトはこちらから↓
 http://www.aise.jp/sanson_saisei/

 また今後は、今年度の地域活動支援の対象として選定された
 取組の実施内容やその取組の進捗状況を掲載していくほか、
 アドバイザー派遣や現地研修の開催など、各種支援内容の
 告知も行って参ります。

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 ★スタッフ雑記
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 私が住んでいる部屋の窓を開けると、
 五山の送り火で有名な大文字山の「大」の文字が見えます。
 毎年、送り火の日(8月16日)になると、わずか20分程度の点火時間で
 ありながら、消えゆく火が夏の名残という気がして、
 熾火になるまで思わず見入ってしまいます。
 とはいえ盛夏の候、まだまだ連日猛暑が続きます。
 皆様も体調を崩されませんよう、どうぞご自愛下さい。
  (渡邉薫)
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   持続研通信 編集スタッフ: 渡邉薫・小林由紀
   お問い合わせ - jizokuken@aise.jp
   〒602-8024
   京都市上京区室町通丸太町上る大門町253
   Tel: 075-255-4526(代表) Fax: 075-255-4527 ――――――――――――――――――――――――――――――
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