(株)アミタ持続可能経済研究所、フード・アクション・ニッポンアワード2012の販売促進・消費促進部門での優秀賞を受賞

リリース

アミタホールディングス(株)(ジャスダック:2195) (本社:京都市上京区 会長兼社長:熊野英介)の事業会社である(株)アミタ持続可能経済研究所(本社:千代田区 社長:熊野英介)は、農業を通じた食料生産と生物多様性保全を両立しようとする取り組みの支援を行う一環として、たかしま有機農法研究会と「たかしま生きもの田んぼ」プロジェクトに2005年から取り組んでおります。このたび、 「たかしま生きもの田んぼ」プロジェクトは産地の物語を積極的に発信する事で持続可能な農業を構築し、その食料自給率向上へ寄与したことにより、フード・アクション・ニッポンアワード2012の販売促進・消費促進部門での優秀賞を受賞いたしました。

「たかしま生きもの田んぼ」プロジェクトとは


地域の自然環境を活かした質の高い農産物の生産による農家経営の安定化と、自然環境の保全・向上への貢献は、地域の農業を持続可能なものとするために大変重要です。しかし、その実践は容易ではありません。滋賀県高島市では2005年から「たかしま生きもの田んぼ」プロジェクトを展開しており、有志の農家で組織された「たかしま有機農法研究会」が、農薬・化学肥料を使用せず、生物多様性にも配慮した米づくりに取り組んでいます。

アミタ持続可能経済研究所(以下持続研)はプロジェクト発足に関わり、以後、生物多様性保全策の実践、環境共生型の地域ブランド米「たかしま生きもの田んぼ米」の商品化や販路拡大、農家グループの組織化、各種メディアを通じた情報発信等、環境保全型農業の推進に向けて総合的な支援を実施しています。(たかしま生きもの田んぼの詳細はAMITA SHORT STORY「高島市 with アミタ」(新しいウィンドウで開きます)をご覧ください。)

フード・アクション・ニッポン及びフード・アクション・ニッポン アワードとは

日本の食を次の世代に残し、創るために、民間企業・団体・行政等が一体となって推進する、国産農産物の消費拡大の取り組みです。 (フード・アクション・ニッポン(新しいウィンドウで開きます)

持続研の農業支援・農業経営コンサルティング

持続研では、農産物の生産・流通・消費に関わる経済分析・マーケティングリサーチといった学術的ノウハウと、フィールド調査・地域のネットワーク構築といった現場活動の両方の側面から、地域の特性にあった農業支援を実施しています。
現在、アミタグループでは、農林水産等の自然産業や地域プロデュースに関するノウハウを2011年に起きた東日本大震災の復興に役立てたいと、2012年春より、同町の地元農家と協力し、生物多様性を育む生きもの共生型の米づくりや、薬草であるトウキの無農薬栽培を開始しています。今後もアミタグループは、日本全国の地域の未来に貢献するような価値創造に挑戦してまいります。是非、ご期待ください。

関連リリース「アミタグループ、南三陸町の復興に向けた新商品を販売開始! ~人と人、人と自然のつながりが生み出す新たな産業の種を創出~」(新しいウィンドウで開きます)

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