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産業創出活動


地域の特色を活かした産業の創出


アミタはその地域の自然資源や未利用資源(バイオマス、廃棄物、遊休農地、人材、文化など)を活用した産業と雇用の創出をご支援します。暮らしと生業が豊かな地域社会を目指します。



薬用植物の栽培


環境共生型農法の振興


実績一覧



手法1|トウキ・高麗人参など薬用植物の生産


アミタでは中山間地の新たな産業を創出すべく、トウキ(当帰)の栽培を宮城県南三陸町で実施しています。アミタから地元農家等に生産委託し、ユーザーに原料として提供しています。
※現在、アミタグループでの販売事業は終了しております。


トウキの生産と葉・根の原料販売支援事例


(写真:南三陸入谷での様子)

(写真:南三陸入谷での様子)


薬用植物栽培に関する社会課題|輸入に依存する国内市場


主に漢方薬の素材として重用されている高麗人参やトウキといった薬用植物は、日本でも高い需要がある一方でほとんどを輸入に頼っている状態です。また、漢方の世界では安価で高品質な生薬が望まれていますが、生薬は薬事法で上限価格が定められているため、無農薬など手間のかかる栽培方法では採算が合わないケースが多くあります。



対策1:栽培期間を半減する独自技術|災害や病虫害によるリスクを低減


一般的なトウキの生産は種撒きから収穫までおよそ2年かかりますが、アミタと千葉大学が共同開発した苗生産技術により、その栽培期間を半分以下に短縮できます。そのため、自然災害や病虫害などによる損失リスクを減らし、収量の確保が見込め、より安定した生産が可能になります。※アミタグループと千葉大学はトウキを含む薬用植物の共同開発で連携しています。


対策2:未活用の葉を機能性食品として製品化|新たな価値の開拓へ

生薬となる根と同様以上の有効成分を含むトウキの葉の機能に着目し、健康食品素材として製品化する技術を確立しています。併せて、トウキの根も高品質な生薬原料として出荷しています。※トウキの根は中国や韓国では薬膳料理の食材として親しまれていますが、日本では薬事法により食品利用はできません。一方、地上部は薬事法に縛られないため、優れた有効成分を薬膳の食材や機能性食品として利用することができます。


トウキ(生薬名:当帰)

トウキはセリ科の多年草で、特有の香りがするハーブの一種です。根は薬用として漢方薬などに、葉は食用として天ぷらやパスタなどの薬味や隠し味に使うことができます。


トウキ(生薬名:当帰)

トウキ(生薬名:当帰)

高麗人参(生薬名:人参)

高麗人参は、中国東北部や朝鮮半島を原産とするウコギ科の多年草で、朝鮮人参、御種人参とも呼ばれます。根は薬用として、主に生薬として漢方薬などに使われます。


高麗人参(生薬名:人参)

高麗人参(生薬名:人参)


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手法2|環境共生型農法の振興


環境に配慮した農業は地域全体で取り組むことが大切です。また、欧米では環境等への影響から使用が禁止されているネオニコチノイド系殺虫剤の使用が、日本等では社会問題になっており、「農薬は減らすより選ぶことが重要な時代」を迎えています。

アミタが推進する「共生農業」は、最先端の無農薬栽培技術をはじめ、一般的な農法でも無農薬に近い環境配慮が達成できるな農薬を選択できるような基準設定など、専業農家から兼業農家まで無理なく取り組める栽培ノウハウを提供できます。地域内の有機資源由来の液肥等を用いた循環農法と併せ、持続可能な農業の振興をサポートします。


(写真:希少生物となったトウキョウダルマガエル)

(写真:希少生物となったトウキョウダルマガエル)

森・里・海のササニシキ


地域からの声



アミタと共生農業の主な特徴


  1. 無農薬から減農薬、環境負荷を下げた慣行農法まで、地域全体で取り組める手法で生物多様性との共生を実現します
  2. 地域固有の自然資源や文化、生産者の想いなどを織り合わせ、産物の背景ストーリーとして商品開発に活用します
  3. 自治体での認証制度づくり、農家グループ・流通業者など各ステークホルダーのトータルコーディネートで販売開拓なども支援します

(写真:南三陸でササニシキを栽培している農家のご夫婦)

(写真:南三陸でササニシキを栽培している農家のご夫婦)

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3つの特徴


地域からの声


実績一覧


事例一覧