

我が国の人工林資源が成熟化する中、森林・林業は、良好な環境を創出するとともに農山村地域の新たな雇用を生み出す可能性の高い産業分野として期待されています。このような付加価値の高い地域資源創造型産業の構築に向けては、林業生産のコストの低減に意欲的な森林所有者・林業事業体の育成や、林内路網の整備、機械化の推進を図ることが重要といえます。
本事業は、平成21年12月に公表された「森林・林業再生プラン」に基づく実践的な取組を進める「森林・林業再生プラン実践事業」の実施主体(全国5地域)を支援することで現場レベルでの課題や解決策を整理し、森林・林業の再生に資することを目的としています。先進国かつ人工林を基盤とする林業国という観点から、欧州(特にドイツ、オーストリア)の作業システムをモデルとし、現地からフォレスター(森林官)を招いて森づくりの基本的考え方から作業システムまでを体系的に学ぶ取組を進めています。欧州型システムの導入を試行しつつ、日本の森林への適合性を検証しながら、日本に最適でかつ生産性が高い作業システムを構築するための知見の集積、全国的な見地からの事業全体の分析、事業成果の全国への普及を行います。
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