森・里・海のササニシキ|産業創出事例

宮城県発祥のササニシキを"地域の誇り"として復興

(写真:「南三陸 森里海のササニシキ」のパッケージ)
南三陸町の地元農家の方々と共に、2012年より「森里海のササニシキ」の生産を開始。栽培が難しいという理由で、近年では「幻の米」とも呼ばれていたササニシキですが、無農薬・無化学肥料の栽培技術によってササニシキが本来もつ生命力を引き出すことに成功しました。
南三陸でササニシキを選ぶ理由

宮城県で生まれたササニシキはかつて西日本中心に栽培されるコシヒカリと並び、「東の横綱」と呼ばれるほど生産が盛んだった銘柄です。農業の近代化に伴う化学肥料や密植栽培など、効率重視の農法との相性が悪く、次第に「病気になりやすく作りにくい」という理由で徐々に衰退し、近年では「幻の米」とも呼ばれていました。しかし、"地域の誇り"である宮城県発祥のササニシキと「共に復興する」ことを目指し、無農薬・無化学肥料栽培に取り組み、商品化に至りました。
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