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持続研通信 No.66 金木犀号

いよいよ竣工式を迎える南三陸のバイオガス施設・南三陸BIO(ビオ)

<いよいよ竣工式を迎える南三陸のバイオガス施設・南三陸BIO(ビオ)>


みなさま、こんにちは。アミタ持続研の島津です。
過ごしやすい季節になりました。スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋などといわれますが、みなさまにとっての秋はどんな季節でしょうか?私は欲ばりなのでスポーツも芸術も食欲も、いろいろ楽しみたいと思います!

さて今回の持続研通信・金木犀号は、いよいよ竣工式を迎える南三陸のバイオガス施設のおしらせや地域セミナーのご案内などをお届けします。どうぞご一読ください。

南三陸BIO 竣工式のおしらせ

本通信でも度々お伝えして参りました、南三陸のバイオガス施設・南三陸BIO(ビオ)。
いよいよ10月16日に施設を開所、10月19日より稼働する運びとなりました。
民設民営施設として、2015年からの15年間、アミタが事業主体・施設運営担当として自治体業務のアウトソーシングを行います。今後、南三陸町内での地域内資源循環を促進する拠点として活躍する予定です。詳細はこちら

【自治体職員向け】「循環・持続型地域づくりと地方創生セミナー」のご案内

来る11月、アミタは仙台と大阪にて無料セミナーを開催します。
ゲストスピーカーに、農林水産省(仙台・大阪)、バイオマス産業社会ネットワーク様(仙台)、JR西日本様(大阪)をお迎えし、循環型地域づくりに向けた先進事例や実現に向けた実践的ポイント等をご紹介いたします。
ぜひご参加ください!

「まち・ひと・しごと創生総合戦略」策定に活きる、循環・持続型地域づくりと地方創生セミナー
[対象]地域振興/ビジョン策定、エネルギー循環、農林水産業振興、環境対策などに係わる自治体職員の方
[日時]仙台:11/18(水)14:00~16:30 詳細・お申込みはこちら
    大阪:11/27(金)14:00~16:30 詳細・お申込みはこちら
[参加費]無料
[定員]各25名

今年もトウキリーフ収穫しました


南三陸と京都市京北で、それぞれ化学肥料、農薬等を使わずに栽培しているトウキ。おかげさまで今年も無事、葉の収穫を終えることが出来ました。
収穫後のトウキは一次乾燥後、滅菌・粉砕等の加工を経て微粉末状のパウダーに変身!薬膳カフェや中華料理店等で使われます。
//www.aise.jp/product/touki.html
国産トウキで心身ともに温めて、体調を崩しやすいこれからの季節を乗り切りましょう。

また少し前になりますが、食卓研究家・新田理恵さんのウェブマガジンに京北の畑を掲載していただきました。こんなオシャレなサイトで取り上げていただけるなんて。ぜひご覧ください。
http://tab-el.com/localnow/0803amita01/

「未来開拓者ラヂオ」に出演

前号でもお伝えしましたが、アミタグループでは4月からラジオ番組「未来開拓者ラヂオ」を制作・放送しています。
放送局:NPO法人京都コミュニティ放送(FM797京都三条ラジオカフェ)
放送日時:毎月第1・3土曜日 10:00~10:20

今回は2回連続、持続研メンバーが出演しました。
それぞれ社外で一緒に取り組んでいただいている未来開拓者の方とともに、未来について熱く語っております。

8/15 放送「地域の資源で未来開拓」
京都市北西部にある京北地域で、地域の資源を活かした未来開拓に取り組んでいるKKファームの村山さんにお越しいただきまして、
アミタと一緒に栽培いただいている薬草トウキの話や、それらを活用することで地域資源を通じた新しい価値(豊かさ)の創造に対する熱い想いを語っていただきました。

9/5 放送「自然エネルギーで未来開拓」
再生可能エネルギー由来の電力の普及を通じて未来開拓に取り組んでいる株式会社エヌパワー代表の中山さんにご出演いただきまして、
自然エネルギー電力の普及がもたららす新しい未来について語っていただきました。

アミタグループからのお知らせ

< 会長・熊野のそっ啄同時 「平和の作り方」 >
憲法違反の声が根強く叫ばれる中、日本国憲法第9条の解釈を変更し、集団的自衛権を容認する閣議決定がなされました。続きはこちら

< 「未来開拓者ラヂオ」最新回 9/19 放送「コミュニティづくりで未来開拓」 >
京都のソーシャルビジネスの現場でご活躍中の社会企業家の方々を迎え、コミュニティづくりで目指す新しい未来について語っていただきました。
詳細はこちら

スタッフ雑記「いよいよ」

冒頭でもご紹介した南三陸BIOが、いよいよ今月16日に竣工式を迎えます。
2012年3月に現地オフィスを開設して以来、3年半の月日が経過しました。その当時は私も現地赴任者の一人として(宿舎は1LDKの共同生活でした)、
町役場の職員や町民の方々と、様々な試行錯誤をしていたことを思い出します。
生ごみ分別試験では、町民の方から「未来のために、やらないと」「楽しくやれた」「もったいない精神が植え付けられた」「ぜひ続けてほしい」といった声が。
震災直後の大変な状況の中で、前向きで未来志向な考えに感動しました。


南三陸町内で一斉に家庭用生ごみの分別が開始されます。この事業は町民のみなさんの分別精度が成功のカギになりますが、みなさんの意識の高さに期待で胸が膨らみます。本番が待ち遠しいです!

循環、それは生態系にとってはごく自然なこと。その生態系の一部であるはずの人間だけが、逸脱したことをしています。
確かに少し手間はかかるけど「循環」が当たり前になれば、そのことが「町の誇り」になる。そう信じて、今後とも町の「循環」の一翼を担っていきたいと思います。

(角新)