アミタグループ、南三陸町の復興に向けた新商品を販売開始! ~人と人、人と自然のつながりが生み出す新たな産業の種を創出~

お知らせ

この度、アミタホールディングス(株)の事業会社であるアミタ持続可能経済研究所(以下、アミタ持続研)は、宮城県南三陸町における持続可能な産業創出をはかるプロジェクトの一環として、(株)NTTドコモと「未来の種プロジェクト ~森・里・海ものがたり~」を展開しており、今年5月より栽培を進めてきたササニシキ、トウキ(当帰)等の商品セットを、らでぃっしゅローソンスーパーマーケット(株)と連携して販売します。人と自然の共生と南三陸町の復興に寄与する本商品の販売を通して、継続的な雇用を生み出す新たなまちづくりの取り組みを進めていきます。

新商品について

商品概要


【商品名】
 「未来の種プロジェクト~森・里・海ものがたり~」プロローグ
【販売数量・価格】
 限定330セット 3,000円(税込)
【販売内容】
 南三陸町産 ササニシキ 2合×5パック(栽培期間中 化学農薬・化学肥料不使用)/トウキリーフパウダー 10g/生産者からのメッセージカード2枚/リーフレット1枚 等
【販売店】
 らでぃっしゅローソンスーパーマーケット(インターネットによる宅配サービス販売)(新しいウィンドウで開きます)
 販売者:(株)アミタ持続可能経済研究所(東京都千代田区三番町28番地)
【販売期間】
 注文受付開始:11月7日(水)~、出荷:11月12日(月)~ ※完売時点で販売終了
【その他】
 放射能検査済(いずれも不検出)

【ササニシキ】(南三陸町産 栽培期間中農薬・化学肥料不使用)

ササニシキは、宮城県で1963年に誕生した、コシヒカリ系品種とは対照的なあっさりとした食感を持つ品種です。根強いファンがいる一方近代農法では栽培が難しいとされ、1993年頃から生産量が激減。アミタ持続研や、地元農家の方が中心となり、品種特性に適した環境保全型農業を追求。生産・販売を通して、震災からの復興とともに、宮城県発祥のササニシキを"地域の誇り"として復興させることを目指しています。

【トウキ】(南三陸町産)

トウキはセリ科の多年草で、特有の香りがするハーブの一種です。もともと東北地方にも自生しているトウキのなかまは、江戸時代には「仙台当帰」の名で全国に流通していました。本商品セットのトウキは、南三陸町で被災された地元グループ「入谷エンジェルズ」により栽培されたものです。そのトウキの葉を乾燥粉末にし、様々な料理に使える風味豊かなハーブスパイスに仕立てました。

商品セット梱包作業と関係者の懇親会について

11月6日(火)に、商品セット梱包作業と関係者の懇親会を、アミタ持続研に加えて生産者である地元農家、入谷エンジェルズ、地元の生活介護事業所である社会福祉法人洗心会のぞみ福祉作業所の方々とともに実施いたします。ご取材いただける場合は下記の連絡先までお問合せください。

イベント概要


【日時】
11月6日(火)
9:00~17:00 パッケージング作業
17:00~ 懇親会
【場所】
南三陸町内 童子下公民館・四季の里
(住所:宮城県本吉郡南三陸町入谷字新童子下42)
【参加予定者】
ササニシキおよびトウキの生産者(地元農家、入谷エンジェルズ)、のぞみ福祉作業所メンバー、NTTドコモスタッフ、アミタ持続研スタッフ 他
【概要】
商品のパッケージング作業、ササニシキ試食、懇親会

商品リリースの背景

「未来の種プロジェクト~森・里・海ものがたり~」について

宮城県南三陸町にて、地域資源を活用した持続可能な産業の創出に向け、今年5月より環境共生型農法による無農薬でのササニシキの栽培と、定植後無農薬でのトウキの栽培、これら商品のブランディング・流通経路の開発等の取り組みを進めています。地元農家の方、まちづくり団体(入谷エンジェルズ)に栽培を委託して雇用の創出を図るとともに、NTTドコモと連携してプロジェクトサイトを運営し、モバイルを活用した定点カメラによる日々の状況や、タブレットを活用して生産者が都市の人々に向けて情報発信を行っています。農山漁村と都市の人々が共感でつながり支えあうコミュニティをつくりだすとともに、一過的な復興支援ではない地元に根付く新たな産業の創出に取り組んでいます。
  URL:http://mirainotane.jp/
  Facebook:http://www.facebook.com/mirainotane
  Twitter:@mirainotane_pj
  商品購入ページ:http://www.radishlawson.jp/ec/e/emiraiPJ/ 

南三陸町におけるアミタグループの取り組み

アミタグループは、持続可能社会の実現に向けて、リサイクル、環境コンサルティング、地域資源を活用した産業づくり等を展開する社会的課題解決企業です。35年以上の環境ビジネス、全国約70地域の活性化に取り組む中で培ってきた経験を活用して、現在、宮城県南三陸町において、復興"支援"ではない、世界に先駆けた持続可能な社会モデルづくりに取り組んでいます。今年度、その取り組みの一環として、森・里・海の豊かな関係性を活かした、「未来の種プロジェクト?森・里・海ものがたり」として、環境共生型のお米づくりやトウキの栽培を行っています。
  関連リリース一覧はこちら(新しいウィンドウで開きます)

今後の展開

地域の方々と協力して取り組みの拡大を図りながら、製造から販売までを一貫して地域で担う製販一貫のモデルづくりを進展させていきます。

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