(株)アミタ持続可能経済研究所は2016年8月6日に実施されるイベント「生ごみからエネルギーを作ろう!in加美町」(主催:宮城県加美町)を共催します。10月10日に石巻で実施される聖火点火式では本イベントのバイオガスでトーチ(たいまつ)に点火します。
リリース
アミタホールディングス(株)の事業会社である(株)アミタ持続可能経済研究所(以下、アミタ持続研)は、2016年8月6日(土)に開催される小学生向け実験イベント「生ごみからエネルギーを作ろう!in加美町(以下、本イベント)」(主催:宮城県加美郡加美町(以下、同町))を共催します。アミタ持続研は2016年2月に同町のバイオマス産業都市構想策定支援業務を受託しており、本イベントは同町内へのバイオガスエネルギーの普及啓発、防災観点での価値伝達などを目的としています。
企画趣旨|震災復興の象徴として東京オリンピックとパラリンピックの聖火台をバイオメタンガスで点火したい!
現在、宮城県石巻市(以下、同市)は東京五輪・パラリンピックの聖火リレースタート地点に名乗りを挙げています。同市は今年2月に市総合運動公園に設置された旧国立競技場の聖火台をバイオメタンガスで点火することを発表し、3月には東北大学大学院農学研究科が牛ふんから生成したバイオメタンガスを燃料にした「聖火」の点灯に成功しています。この技術は同研究科・多田千佳准教授らのチームが製造したバイオメタンガスを試用しており、専用の聖火トーチの開発も進んでいます。生ごみなどを再生エネルギーとして利用するバイオガスが採用されれば、五輪史上初となり、同市は誘致活動の一環として、10月10日に聖火点火式を行います。
6~8月に7つの地域が参加するイベント「生ごみからエネルギーを作ろう!」では、10月の聖火点火式で使われるバイオガスを作ります。アミタ持続研も本企画趣旨に賛同し、また宮城県加美町内へのバイオガスエネルギーの普及啓発等を目的として、同町でのイベントの開催に参画します。
1 生ごみからエネルギーを作ろう! | 2 夢のガスバルーン | 3 聖火点火式 |
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6月~8月(全7地域が参加予定) | 9月 | 10月10日 |
各地のイベントに参加した子ども達がペットボトルに生ごみと微生物(メタン菌)を詰めてバイオメタン生産の準備をします。同時に未来への夢やメッセージを書いてもらいます。 | 子ども達のガスをガスバルーン内に1つにします。また、各地のイベントで子ども達が書いてくれた夢やメッセージをバルーンに展示します。 | イベントで作ったバイオガスを使って、石巻にある旧国立競技場の聖火台をバイオメタントーチで点火します。 |
本イベント概要
実施概要 | 微生物の力を使って、生ごみからエネルギーのバイオガスを作り、聖火トーチに火をつけたり、お湯を沸かしたりします。参加者には、未来の夢やメッセージも書いてもらいます。 |
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日時 | 2016年8月6日(土)9:30-12:30 |
場所 | やくらい土産センター内 宮城県加美郡加美町味ケ袋薬莱原1−67 |
ご持参いただくもの | 生ごみ (20 gほど)、安全保険料 100円 |
対象者 / 人数 | 小学生 ※保護者の同席可 / 先着20名 |
主催 | 宮城県加美郡加美町役場協働のまちづくり推進課 |
イベントへの お問い合わせ | 加美町役場協働のまちづくり推進課(ご担当:尾形氏、千葉氏、星氏) TEL:0229-63-3215 E-mail:kyodo-matidukuri@town.kami.miyagi.jp |
取材受付窓口 | アミタホールディングス株式会社 共感資本チーム 担当:岩藤・井口 TEL:075-277-0795 FAX:075-255-4527 E-mail:press@amita-net.co.jp ご取材いただける場合は、8月5日(金)16:00までに上記連絡先へご連絡ください。 |
共催 | 農事組合法人やくらい土産センター・さんちゃん会、東北大学大学院農学研究科、 NPO法人環境エネルギー技術研究所、株式会社アミタ持続可能経済研究所 |
後援 | ADOX C&C株式会社 |
本イベント実施の経緯
宮城県加美町は地域資源を活用した循環型社会の構築、再生可能エネルギー導入によるエネルギーの自給体制の構築、地元木材の積極的活用などを図った「善意と資源とお金が循環する、人と自然にやさしいまち」を目指しています。現在、バイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまちづくりを推進するため、バイオマス産業都市構想を国に認定申請中です。同町はバイオガスの仕組みを町内に浸透させることを目的として本イベントを企画・開催します。
アミタ持続研の共催の経緯
2016年2月に同町のバイオマス産業都市構想策定支援業務を受託しており、本イベントは同町内へのバイオガスエネルギーの普及啓発、防災観点での価値伝達 などを目的としています。当日は社員3名も現地に参加します。