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持続研通信 No.55 山茶花号


画像:Some rights reserved by inshowyen

皆様
 
 こんにちは。持続研通信編集部の出口です。
 どんどん日が短くなって、年の瀬が近づくのを感じます。
 
 さて、今回の持続研通信・山茶花号は、南三陸町での取組みや
 アミタグループ正社員採用に関するお知らせ、セミナーのご案内などが
 ございます。是非ご一読下さい。


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    持続研通信 ~ 13.12.02 ~ No.55 山茶花号
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                      株式会社 アミタ持続可能経済研究所
―・―目次―・―

●お知らせ  : 南三陸町で液肥を散布 ~循環型の町を目指して~

         : 南三陸 森里海のササニシキ 発売中!

         : アミタグループ正社員採用

●イベント情報: 【エコプロ2013無料セミナー】CSRを善行から本業にする方法

         : 【エコプロ2013有料セミナー】廃棄物管理の法と実務セミナー

●スタッフ雑記:  『忠臣蔵』

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 ●お知らせ: 南三陸町で液肥を散布 ~循環型の町を目指して~
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 「これが生ごみやし尿等をメタン発酵させて出来た液肥ですよ」
 「色は黒いけど、思ったほどは臭わないねー」
 「約30日間発酵してますからね。この秋に撒く液肥は、稲藁の腐熟用です。
  散布量は春の元肥用の半分。この田んぼは1反なので、この秋は2tの液肥
  を散布しますね」

 昨年度、南三陸町を舞台として、地域の生ごみやし尿等の有機系廃棄物を
 バイオガス施設でメタン発酵し、エネルギーと資源(液肥)に変える実証試験
 を行いました。その流れを受けて、「液肥」を実際に田畑で使ってみるという
 試験を、今年の春からスタートしており、農家さんの評判はまずまずです。
 「一昔前まで、下肥なんか当たり前に使ってたんだよね。地域で出たものは
 地域で循環することって、やっていかないとね」
 「肥料代が安くなれば嬉しいね。散布までしてくれるからなお嬉しい」
 「液肥栽培で初収穫したけど、慣行栽培と遜色なかったね!」

 まだ小さな一歩ですが、南三陸町が循環型の町となるよう、引き続き全力で
 ご支援していきたいと思います。


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 ●お知らせ: 南三陸 森里海のササニシキ 発売中!
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 前回の持続研通信でも取り上げましたが、宮城県南三陸町における
 持続可能な社会創出をはかるプロジェクトの一環として、地元農家さんと
 共に環境共生型農業で「南三陸 森里海のササニシキ」を栽培しました。
 収穫したササニシキは、本取り組みに共感いただいた仙台市内の米穀店
 「米工房いわい」が中心的な販売窓口となり、10月下旬より店頭及び
 インターネットで絶賛発売中です!

 南三陸の森と川、そして海の豊かな山里で無農薬・無化学肥料による
 最新の栽培技術によって元気に育まれたササニシキを是非ご賞味ください。

 ▼ご注文はこちらからどうぞ。
 http://www.kome-iwai.com/item/okome-sasa/


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 ●お知らせ: アミタグループ正社員採用
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 アミタグループは、社会的な課題を常に解決し、持続可能な社会の実現を
 目指しています。そのためには常に前進し、絶えず学び、進化の歩みを
 止めないことが最も重要であると考えています。

 そのため、私たちは「自分が何をやるかではなく、自分たちは次の世代に
 何を残せるか」という仕事観を大切にしており、これに共感してくださる方に
 合流してほしいと思っています。具体的には、以下のような方を募集します。

 (1)ビジョンを追求できる
 (2)利他の精神を重んじることができる
 (3)挑戦と創造を楽しめる

 みなさんと共に社会の問題に挑戦し、解決していける企業へと成長したいと
 思います。ご興味・ご関心をお持ちのみなさま、ぜひ応募をご検討ください。

 ・経理(東京勤務)
 ・人事(京都勤務)
 ・営業および営業サポート(広島勤務)

 ▼各職種の募集詳細はこちらをご確認ください。
 http://www.amita-hd.co.jp/recruit/


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 ●イベント情報: 【エコプロ2013無料セミナー】CSRを善行から本業にする方法
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 12月13日(金)に、エコプロダクツ展の会議等で開催される無料セミナー、
 『CSRを善行から本業にする方法』に弊社役員の藤原が登壇し、
 「経営が求める、本業につながるCSR取組みとは?最新事例とそのポイント」を
 テーマに基調講演を行います。

 本セミナーでは、近年よりいっそう本業への貢献を求められるCSRにおいて、
 実践事例とその効果から成功の秘訣を共有します。

 開催日時:2013年12月13日(金) 16:15-18:30(受付16:00)

 ・基調講演:藤原仁志(アミタホールディングス株式会社 常務取締役)
  「経営が求める、本業につながるCSR取組みとは?最新事例とそのポイント」
 ・実践事例1:天野路子氏(一般財団法人 地球・人間環境フォーラム)
 ・実践事例2:市川なな緒氏(象印マホービン株式会社)
 ・パネルディスカッション:
  モデレータ:森晋吾氏(豫洲短板産業株式会社)
 パネラー:藤原仁志・天野路子氏・市川なな緒氏

 ▼セミナー詳細/お申し込み方法
 http://www.ambisus.jp/event/364/?amita

 エコプロにお越しの方は、ぜひお申込みください!


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 ●イベント情報: 【エコプロ2013 有料セミナー】廃棄物管理の法と実務セミナー
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 また上記セミナーの前に、アミタグループが毎年エコプロダクツ展に
 あわせて実施している大人気セミナーも開催いたします!

 今年の内容は『廃棄物管理3大テーマ』。例年満席となるセミナーです。
 廃棄物を取り巻く状況の情報収集に、ぜひお役立てください。

 第1部 日本の廃棄物管理の法と実務
 (廃棄物管理の往く2013年・来る2014年)
 第2部 企業を取り巻くアジアの廃棄物情勢
 (アジアに遷移する廃棄物と廃棄物リスク)
 第3部 企業の廃棄物管理業務の合理化
 (増えるリスクと業務量・減るリソースと予算)

 ▼セミナー詳細/お申し込み方法
  http://www.amita-oshiete.jp/seminar/entry/001858.php?aise201312


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 ●スタッフ雑記: 『忠臣蔵』
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 12月14日は赤穂浪士の討ち入りの日ですね。この時期になると毎年
 のようにテレビドラマが放映され、私の父もドラマを見ながら
 「これを見なきゃ年が越せない」などと申しています。
 これほどまでに忠臣蔵が日本人の心を打つのはなぜでしょうか。

 不公平を糾弾し目的を成し遂げる壮快さ、使命のために己を捧げる
 自己犠牲の精神。そこには「義」の価値観が貫かれています。
 義の判断基準はその時代によって異なるでしょうが、「正しいこと
 とは何か」を考え抜く姿勢や「私欲を超えた行動」を尊ぶ心は時代を
 越えて受け継ぐべきだと感じます。

 「義は利の本なり」と申します。私自身も一人の人間として
 義と利のバランスを崩さないために、自らの行動をじっくり点検し、
 2013年を締めくくりたいと思います。
 
 (出口 庸平)